本の鮮度

 

 股間が痛いのでやばくなってる。あと首が痛い。貧乏なのでニトリとか無印良品で買ったクッションを積み重ねてソファの代わりみたいにしてる。安物買いの銭失いではないか。まあ別にいいじゃん。

 本代がやばい。クソ安古本しか買ってないのに月2万円とか使ってる。やばい。ほとんどニート状態なのにこの出費はやばい。死ぬ。あと積読が多すぎて死ぬ。本とか床に散乱してる。あまりにも酷い状態だったのでダンボールで本棚作ったわ。

 しかし本棚ってのは読了した本を置いておくのにはいいんだが積読を置いておくのはあんまりよくない気がする。いやほらさ。本読むにあたっては鮮度が大事じゃんか。鮮度は買った瞬間から落ちていく。ずっと目に入るところに置いておくと、その本が身近にあるのが当たり前になってしまって、鮮度はすっかり失われてしまう。だから積読を可視性の高い状態においておくのはよくねえ。

 じゃあどうするか。積んでおくんだ。積んでおけば表紙が目に入りにくくなる。ややもすれば買ったことすら忘れてしまうこともある。そしてふと思い立って部屋の掃除などを始めてしまった日にそれらを発掘して読みふけるのだ。至福の時間といっていいだろう。まあダブって本買っちゃうこともあるのでそこは覚悟しておいてください。しかし積読の鮮度を保つのは大事です。視線に晒される度に鮮度は落ちると思って下さい。